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  試乗レポート   
スズキ
エスクード 
レポート&写真:田所孝之
取材協力:スズキ株式会社
試乗ステージ:朝霧スクエア
【2.7XS】
全長×全幅×全高=4390×1810×1695 mm、ホイールベース=2640mm、車重=1620kg、駆動方式=4WD、エンジン=2.7リッター・V6(184ps/6000rpm、25.5kg-m/4500rpm)、トランスミッション=5速AT、価格=252万円
スズキ  エスクード
スズキ  エスクード
1988年に登場した初代エスクード。オフロードの走破性能と街乗りでの使い勝手のよさを同時に備えた新しいジャンルのクルマとして、ライトクロカン時代の幕開けを告げた。
スズキ  エスクード
初代のコンセプトはそのままにオフロード性能をさらに引き上げた2代目。こうしてみると非常にアメリカンなデザインで、欧米では人気を博したという。
アメリカンからの脱却
 ジムニーの兄貴分として、初代エスクードが誕生したのは1988年。ラダーフレームや副変速機を備えた本格的なオフロード4WDシステムを核にしながらも、都会的なムードをあわせもったシティクロカンとして、その玄人っぽい存在感がクルマ好きのハートをとらえた。エスプリランナバウトという懐かしいコピーを思い出される方もいるかもしれない。

 そんなわけで、試乗会場に並んだ3代目エスクードを見てナルホドと思った。新型はあきらかに2代目を飛び越え、初代への回帰を表明していたからだ。デザインは直線基調で、サイドまで回り込むエンジンフードの処理も初代のイメージを強く意識したもの。逆台形をしたCピラーの力強い造形や、フロントは新型スイフトに共通するイメージも与えられた。

 北米マーケットを意識した2代目エスクードは、誤解を恐れずに言えばいかにもアメリカンで、正直なところ日本では影が薄かった。デザインソースの原点回帰はスズキにとってマストだったのだろう。

 とはいえ、新型は全長×全幅×全高=4390×1810×1695mmと、2代目と比べても300mm長く、30mm広くなり、いまや立派なミディアムサイズに成長した。参考までに新型エスクードのライバルとされるトヨタ・RAV4(5ドア)は4155×1735×1690、ホンダ・CR-Vは4420×1785×1710mmで、エスクードは最もワイドな車幅をもっている。

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Page1 アメリカンからの脱却
Page2 全方位的に高まった走行性能
Page3 FRベースの利点がありありと
Page4 いきなりの本領発揮!
Page5 余裕を取るなら2.7リッターがオススメ
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