| 試乗レポート |
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レポート:吉田匠
写真:小林俊樹
取材協力:ジャガージャパン
試乗ステージ:那須高原
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【XJ スーパーV8 L】
全長×全幅×全高=5215×1900×1455mm、ホイールベース=3160mm、車重=1810kg、駆動方式=FR、エンジン=4.2リッターV8・DOHCスーパーチャージャー(406ps/6100rpm、56.4kg-m/3500rpm)、トランスミッション=6速AT、価格=1520万円 |
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クルマ好きの“駆け込み寺”的ブランド
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今から10年と少し前の90年代半ば、僕はジャガーに乗っていた。X300のコードネームを持つ当時最新のXJサルーンで、グレードはXJ6 3.2S。スコットランドで開かれたワールドプレミア国際試乗会で乗ってすっかり気に入り、日本に帰って新車を注文してしまった。40代後半のことだが、今にして思えば恐いもの知らずだったなと感じている。
ジャガーはいわば、クルマ好きの“駆け込み寺”なんじゃないか。ドイツ車に飽きたり、あるいは飽きるほどドイツ車に乗っていなくても、とにかくクルマ好きがドイツ車と違うものに乗りたくなったとき、そこにジャガーというブランドが存在する。これは大変に有り難い。あるいはドイツ車云々とは関係なく、純粋にジャガーに乗りたくなる、ということもある。冒頭に書いた僕の場合なんかは、まさにそれだった。他と比べた結果ではなく、純粋にジャガーの佇まいと乗り味に惚れ込み、そいつを所有したいと思う。40代以降の男が掛かりがちな病のひとつである。いやもちろん、40代以降じゃなくたっていいし、男じゃなくたっていい。乗りたいと思ったときがジャガーの乗り時だから。
というわけで、最新のジャガーの何台かに、那須の高原で一気に乗ってみた。
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