| 試乗レポート |
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レポート:岡崎五朗
写真:吉田宏隆
取材協力:トヨタ自動車株式会社
試乗ステージ:伊豆スカイライン
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【250 バージョンS スペック】
全長×全幅×全高=4575×1795×1430mm、ホイールベース=2730mm、車重=1580kg、駆動方式=FR、エンジン=2.5リッター・DOHC V型6気筒(215ps/6400rpm、26.5kg-m/3800rpm)、トランスミッション=6速AT、価格=405万円 |
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最量販モデルのISも発進!
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レクサスの国内販売開始から1ヶ月、受注台数は目標の約4倍の4600台に達した。なかでもGSは4000台を受注し絶好調。ソアラのバッジ違いであるSCにさえ目標台数の100台を大幅に上回る600台のオーダーが入っている。もちろん、この勢いをどの程度保っていけるかどうかがもっとも重要なポイントなのだが、とりあえずは上々のスタートダッシュを切ったようだ。
そんななか、レクサスのボトムレンジを受け持つISが追加された。目標販売台数は1800台/月。GSの1100台/月を大幅に上回る最量販モデルである。とはいうものの、価格は決して安くない。3.5リッターV6(318ps)を積む最上級グレード「IS350 バージョンL」は525万円。2.5リッターV6(215ps)を搭載するベーシックグレードの「IS250」でさえ390万円だ。高機能ナビゲーションシステムやETCを標準装備するとはいえ、BMW・3シリーズやメルセデス・ベンツ Cクラス、アウディ・A4といったメイド・イン・ジャーマニーの小型プレミアムサルーンと競合する価格帯である。
トヨタを頂点にいただく日本車は、安くて燃費がよく信頼性の高い製品をつくることで世界を席巻した。その一方で、サスペンションを中心としたダイナミック性能ではドイツのプレミアムメーカーにリードを許してきた。もちろん、日本の道路を走っている分には十分な性能を備えているのだが、ある種の過剰性能が生みだす“味わい”や“安心感”といった点では、まだまだ世界のトップには及んでいなかったのだ。これは日本のエンジニア自身が認めていることであり、試乗会のときなど欧州車の性能に話しが及ぶと「コストさえかけられればもっといいモノができるのに…」と悔しがる人は少なくない。
その点、レクサスは価格が高い。言い換えれば、コストの制約はもう言い訳にならないということだ。その点、GSが少々物足りない出来映えだったことはすでに報告したとおりだが、果たしてISはどうなのか? さっそくレポートを始めよう。
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