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  試乗レポート   
ホンダ
ステップワゴン 
レポート:佐藤久実
写真:吉田宏隆
取材協力:ホンダ技研工業株式会社
試乗ステージ:淡路島
【G (FF) スペック】
全長×全幅×全高=4630×1695×1770mm、ホイールベース=2855mm、車重=1500kg、駆動方式=FF、エンジン=2.0リッター直4・DOHC(155ps/6000rpm、19.2kg-m/4500rpm)、トランスミッション=5速AT、価格=207.9万円
ホンダ  ステップワゴン
ホンダ  ステップワゴン
低重心とワイド感を強調したリアビュー。サイドからリアまで刻まれた、広がりながら伸びていくキャラクターラインが印象的だ。
ホンダ  ステップワゴン
チルト機構に加え、前後方向にスライド調節できるテレスコピック機構を全グレードに標準装備した。ともに40mmの範囲で調整可能。
新型はフェミニスト
 ミニバン人気は留まることなく、順調にシェアを拡大している。いまや街を走るクルマの4台に1台はミニバンという人気の高さだ。これだけあらゆるサイズ、コンセプトを持つミニバンが世に溢れると、もはや“ニッチ”を狙うことさえ難しい。ならば“これぞミニバン”というド真ん中を狙ってやろうというのが3代目ステップワゴンだ。

 とはいえ、開発陣がまず考えたのはミニバンありきではなく、“気持ちよく走って、曲がって、しっかり止まるクルマ”を作ろうということ。それをベースに、広いスペースの上物を被せてミニバンの付加価値をつけていくという発想だった。そのため、新型ステップワゴンは、プラットフォームから一新している。そして新しいステップワゴンの基本となるのは、ホンダお得意の低床・低重心。コンセプトはフィットやオデッセイと同じだ。この基本があるからこそ、便利で快適な機能・装備が充実したミニバンができたわけだ。

 さて、新型ステップワゴンのメインターゲットは主婦だという。ひと昔前は、ファミリーカーといえばセダンを思い浮かべた。が、いまはセダンに変わってファミリーカー=ミニバンとなりつつある。そして、日常的にそのハンドルを握るのは、お父さんよりもお母さんの方が圧倒的に多かったりする。子供や夫の送迎、買い物、自分の習い事、友達と会ったりと、何かと忙しくクルマで出かける機会も多い。そんなアクティブな主婦が、クルマに乗っている間くらいはせめてラクに運転でき、リラックスできる空間でありたいと考えた。ステップワゴンはフェミニストなのだ。

 もっとも、従来から“女性のため”を謳った仕様のクルマはいろいろあったが、ことごとくハズしていることが多い。果たしてステップワゴンはどんな優しさを見せてくれるのか、思いっきり“アクティブな女性の視点”でチェックしてみた。

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Page1 新型はフェミニスト
Page2 大は小を兼ねない!
Page3 家族が集まる“明るいリビング”
Page4 マイ・ドライビングポジションを確保
Page5 スポーティさと優しさを両立した“低重心”
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