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  試乗レポート   
日産
ウイングロード
レポート:佐野弘宗
写真:平野陽
取材協力:日産自動車株式会社
試乗ステージ:河口湖周辺
【15RX スペック】
全長×全幅×全高=4415×1695×1495mm、ホイールベース=2600mm、車重=1200kg、駆動方式=FF、エンジン=1.5リッター直列4気筒・DOHC(109ps/6000rpm、15.1kg-m/4400rpm)、トランスミッション=CVT、価格=160万8600円
日産  ウイングロード
日産  ウイングロード
ウイングロードのインテリアは専用デザインで、ダッシュボードの手前側を一段低くしてラウンドさせたのが特徴だ。収納スペースも多く、ドリンクホルダーには“ペットボトル用キャップ置き!”まで備わるアイデア満載ぶり。
日産  ウイングロード
写真は15インチホイールを履く15RXエアロ。1.8リッター、1.5リッターともにこのエアロ付きとエアロなしのグレードが用意される。18RXエアロには16インチ・アルミホイールが標準装備となる。
日産  ウイングロード
エンジン排気量にかかわらず、シャシーとのベストバランスはこの15インチタイヤだろう。標準で15インチを履くのは15RXエアロと18RXの2グレードで、それ以下のグレードは14インチとなる。
3代目ウイングロード登場
 ウイングロードという名のコンパクトワゴンは今回で3代目となる。かつてのサニーのステーションワゴン版としてサニー・カリフォルニア/ADワゴンというモデルがあったが、マイナーチェンジを機に独立した車名が与えられたのが96年の初代ウイングロードだった。2代目がデビューしたのは99年5月で、カルロス・ゴーン氏がルノーから日産に送り込まれてきたのがその翌月の99年6月である。

 そして2001年秋には、基本設計はそのままに、新たに着任した中村史郎デザイン本部長(現在はデザイン担当常務)のもとで新生日産らしい内外装デザインや新エンジン+CVT採用といったビッグマイナーチェンジを敢行した。今年春にホンダがエアウェイブを投入するまでは、このジャンルはカローラフィールダーとウイングロードの完全な一騎打ちマーケットだったが、01年のマイナーチェンジからはピーク時で月販5000台を記録するなど、ウイングロードはフィールダーに肉薄するヒット作となった。

 新型ウイングロードは日産でいうところのBプラットフォームを使う。ホイールベースは2600mmとノートやティーダ、ティーダラティオなどと共通だ。ティーダラティオをサニーの後継モデルと理解すれば“サニーのステーションワゴン版”というサニー・カリフォルニア時代以来の成り立ちや位置づけは今もなお変わっていないといえる。1.5リッターHR型、そして1.8リッターMR型という2機種のエンジンも、主要グレードのトランスミッションに日産お得意のCVTが与えられるのもティーダ系そのまま……と、いかにも最新日産らしく、いい意味で“効率的”、意地悪にいうと“意外性は皆無”の内容である。後に紹介するようにラゲッジスペースなどの使い勝手には並々ならぬ意欲は感じるが、メカニズム的な新機軸といえば1.8リッターに採用された6速マニュアルモードのパドルシフトくらいしかない。

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Page1 3代目ウイングロード登場
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