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EV開発に積極的なのは日産や三菱のみにあらず。F1を止めてまでテクノロジー開発ソースを次世代車開発に注ぎ込むと宣言したホンダは、どうやらEVも本気モードらしい。搭載される二次バッテリーは、GSユアサと共に立ち上げたLiイオンバッテリー専門の研究開発機関となるブルーエナジー製という想定だろう。
勘がいいホンダファンには釈迦に説法だが、デザインソースは60年代〜70年代にかけて生産されたベストセラー軽のN360ことNコロだ。全長2860×全幅1475×全高1515×ホイールベース1995mmは、モーターの省スペース性を利して、元祖Nコロより135mmも短い。Hマークを模した懐かしのホンダグリル風のフェイスパネルもなかなかイケている。パネル内やミラーやリアゲートにはLEDが内臓され、点灯パターンで「起動」や「終了」を表現する機能も設定される。
ホンダの市販モデルにはないシンプルかつクリーンなインテリアにも注目だ。なかでもフレームを残して張替え可能なシートバックは、柄だけでなくテクスチャー(ファブリックとメッシュ)や形状(サイドサポート風とノーマル風)なども用意され、流行のエルゴノミックオフィスチェアにも負けていない。薄型シートバックを使った後席のフルフラット化も実用化してほしいアイデアの一つだ。
純粋なコンセプトモデルに市販された暁の要望を書くのもナンセンスだが、オリジナルのNコロが廉価なプライスタグで人気を博したように、編集部としては、EV版のNコロにも画期的な価格設定を期待しておきたい。
写真:本田技研工業株式会社
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