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【 現地レポート 】
豊田章男社長いわく「なるべく早く」。2011年後半がひとつの目処といわれるFT-86のコンセプトモデルは会場でも人気だ。全長4160×全幅1760mm×全高1260mm、ホイールベース2570mm。4名の乗車定員、2リッター水平対向NAエンジンという構成は事前発表と変わらない。が、開発担当スタッフを捕まえて質問攻めにしてみたところ、事前発表段階では市販モデルへの搭載は「検討中」とされていたスバル製2リッター水平対向エンジンの搭載はすでに決定事項とのこと。また、この自然吸気エンジンにはトヨタの誇るD4-Sも搭載されるという。D4Sは直噴とポート噴射を使い分けるトヨタ独自の燃料噴射技術で、直噴エンジンの数少ないデメリットである低負荷域でのエミッション制御は、通常のポート噴射を使ってクリアする。D4-SはレクサスGSに初めて搭載され、その後はクラウンやレクサスLSにも採用されている。
【 事前レポート 】
一部でウワサの小型FRスポーツコンセプトがいよいよ登場。正統派クルマ好きにとって、トヨタの目玉はコイツだろう。「FT-86 コンセプト」という名前の通り、80年代に人気を博し今なおサーキットなどで人気の高いAE86の現代版というコンセプト。そこそこのパワーで、クルマ本来の運転する楽しさを狙ったという。
スバル製の2.0リッター水平対向と6速MTをFRに搭載するというパワートレーン構成はあくまでコンセプトモデルに限定ということだが、以前からこのパッケージで噂が立っていたところを考えると、実現性は低くないのではないだろうか?
全長4160×全幅1760×全高1260×ホイールベース2570mmは、例えば本家AE86と比較して、全長で20mm短く、全幅は135mmワイドで、ホイールベースは170mm長いが、現代の衝突要件に対応した全幅はさておき、20mmもコンパクトになった全長などからも、このクルマの狙いが伝わってきそうだ。乗車定員は4名の設定。
デザインを担当したのはED2(トヨタ ヨーロッパ デザイン ディベロップメント)で、編集部としては最終型セリカあたりを思い出したがどうだろう? ちなみに最終型セリカとの比較でも全長は175mmほど短い。
ボディデザインはかなりまとまりを見せているから、市販化の可能性は高そうだが、インテリアなどはまだまだ流動的だし、開発陣からも確証は得られなかった。ちなみにホイールから顔を覗かせるブレーキキャリパーはアイシングループのアドヴィックスが作ったスポーツタイプのブレーキシステムで、フロント4ポッド、リア2ポッド仕様。ブレーキまで内製で新開発しているあたりにも、本気度が伺えそうではないか。ちなみに開発陣には「幾らだったら売れるか?」と逆質問された。さて、みなさんは幾らだったら“買い”でしょう?
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